200008

■[20000801]

その死体の首筋に巻きつけられた烏賊素麺は干乾びてへばりついていて容易には剥せなかったのです。

■そのいち[20000802]

寒き北欧の王国より極東の最果ての古の商都へ傀儡使いを学ぶために来た薄幸の詩人銀髪の美少女は足元も覚束無いされど傀儡を手にしたとき鋭い眼光を持つ老師の正に生命ふき込まれたといわずしてなんというか神業に感嘆の声をあげつつもいつの日にか自らもと日々募る思い。されども帰国の日は無常にも近付き老師からの指導の後同門のものたちとともにたこ焼を頬張って歯には青海苔。

■そのに[20000803]

寒き北欧の王国より極東の最果ての古の商都へ傀儡使いを学ぶために来た薄幸の詩人銀髪の美少女に恋するは足元も覚束無いされど傀儡を手にしたとき鋭い眼光を持つ老師の5番弟子。正に美の極致ここに極まれりといわずもがなの美少女に神の御業を見出しついつい感嘆の声をあげつつもいつの日にかと邪念妄想日々募る思い。されども美少女の帰国の日は無常にも近付き老師からの指導の後同門のものたちとともにたこ焼を頬張って美少女の歯に青海苔を付くを見て再び募る思い。とある日遂に堰を切って口から溢れ出る美少女への思いされど美少女の口から出るは当然のことながら覚えてしまった日本語は商都の言葉。にいさん、うち別ににいさんのこときらいちゃうし別にセックスしたってかまへんけど結婚を前提に付き合うとかそんなんはほんまかんべして。にいさんの子供、産んでもかまへんけど、ちうか、うちの国、ほら、こことちごうて福祉しっかりしてるし未婚で子持ちで芸術家いうたらもう国から補助出るし十分生活できるねん。そやけど結婚とかしてもうたら最悪や。子供10人ぐらい産まんとよっぽどの金持ちやないと生活できひんやろ。えっ、この国でくらすって?あほなこというたらあかんって。この国で子供育てるのんって最悪やんか、自然も、文化も、経済的にも、日常も。まあ、大人になってあそびにくるのんは楽しい国やと思うけど。ほなにいさん、いこか。どこへって、ホテルに決まってるやん。なに、そとですんの?うち別にかまへんけど。えっ、なに怒ってんの?

■[20000804]

テレビ見ながら畳の上で寝てしまいました。

■[20000805]

テレビ見ながら畳の上で寝てしまいました。

■[20000806]

テレビ見ながら畳の上で寝てしまいました。

■[20000807]

テレビ見ながら畳の上で寝てしまいました。

■[20000808]

布団の上で寝ました。

■[20000809]

テレビ見ながら畳の上で寝てしまいました。

■[20000810]

あついあつい。

■[20000811]

だるいだるい。

■[20000812]

昔撮ってあってお気に入りなので爪折ってあるビデオを引っ張り出してきてみていました。先ずは仁義なき戦い〜完結編までの5本。次はキリングゾーイ〜タランティーノ関連物数本。

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真面目な話、こんなに暑いとパソコンのモニターの前に座るのだけでも暑くて嫌なのですが、座ったら座ったでCD焼いたり三国志したりで。あー。

■[20000814]

留守

■[20000815]

留守

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だるくてだるくて。23時丁度に鳴り止む太鼓。

■[20000817]

お好み焼きを食べました。

■[20000818]

ケーキを食べました。

■[20000819]

映画は見ませんでした。

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肉を食べました。映画は見ませんでした。

■[20000821]

嗚呼あの銀色の涙を流す少女を陵辱して銀色の涙を流すのを見るために陵辱して陵辱して陵辱して更に更に陵辱して一体いつまで続くのか果てしなく続くとさえ思われた銀色の涙を流しつづける。漸く再び櫻の花の満開に咲く頃に届いた茶封筒1通の手紙思いがけない人からの手紙。シベリアに抑留されていたときのシベリアの淫売竜をも殺す伸縮自在の拳さえも頭さえも肩口までもすっかりと飲みこんだよと、そんな面白いのかどうなのかわかりづらい思い出話が得意な祖父からの手紙のぶちゃん元気でしたか?少しは痩せましたか?週末が楽しみですねそれともなんですかいまでもひーちゃんとは仲良く遣っていますか?従っていますか?如何にもいかがわしい書き出しではじまっている手紙触れるのも汚らわしいので丸めて肛門に捻じ込みましたか。
暑いしダルイ。

■[20000822]

涼しげな夜海から吹く西風頬を優しく撫でるのでついうとうととしていると空は白み鳥鳴きはじめますそれから蒼穹高く…

■[20000823]

いたたまれない気持ちでいっぱい中出しされたスペルマでいっぱい憂鬱な気分でいっぱい一端のヤクザのつもりのチンピラ風情が町中にいっぱい本当のことなんか誰にもわかる訳無い以前に本当のことなんか何処にも無いとか適当な諦念でいっぱい震える舌をチョコパンで無理矢理押さえつけようとして消毒液臭い病室のリノリウムの床はチョコパンの入っていたビニール袋でいっぱい本当は舌を噛み切らないように口に噛ませた割り箸を入れてあった草書風に「おてもと」と書かれた箸袋でいっぱいひとりごとをぶつぶつぶつぶつと耳障りなため息交じりに眦キッと吊り上げた胡散臭い樟脳臭いイカレポンチでいっぱい草原は花でいっぱい空は晴れ渡り澄んだ青い光でいっぱい風は海の香りでいっぱい海岸は美しい白い砂でいっぱい砂浜には気持ちの悪い半裸の汗だらけの人間でいっぱいとても、とても、目を覆いたくなるような咳き込んだり溜息ついたりガチャガチャとうるさいうるさい人々の心を弄び勇敢な社会正義には己の矮小なプライドを守るつもりか悪態三昧でイカサマ三昧腹痛三昧嘔吐三昧鼾三昧涎三昧電車の座席で股広げ三昧大友勝利みたいにチンコ掻き三昧抱き放題やり放題なめ放題もみ放題、以前から薄々感づいていたことはとか今気付いた(然も偶然に)癖に何を偉そうにいつもどおりの歪な貝殻の美しいハーモニーチェンバロの音色に耳を傾けながら飲む午後のひとときの紅茶の香りなんかコークの極め過ぎでなんにも分かる訳が無い僕の透明のお気に入りの管誰にも譲るつもりはない訳でたとえ死んでも例え占い師の予言通り交通事故で全身バラバラになって死んでもブギーポップな気持はとおのむかしに萎えきってしまっているのですから一人一人が心がけるようにしても沈んで逝く浸水していくこの気持の暗々たる若しやと若干の希望はここには無く白いトラックに追い掛けられたりザックリと後頭部切り付けられたり一人一人の人の命の軽いこと軽いこと重さを感じることができない中心軸のずれたずれる以前に存在しないどこにも無いとか適当な諦念でいっぱいのあつあつの南蛮そばに己のそのにやついた糞汚い面ぶち込んでぶち込んで鼻の穴から蕎麦全部食べていただきたいものですが僕が小学生低学年の頃学校の帰り道に川(というか用水路)に落ちていた女の人の裸の写真は裸の女の人が目隠しをされて両手を後ろ手に縛られていて床に置かれたラーメンを口で食べているというものでした僕と一緒に帰っていた友人はその写真を見つけて大笑いをしていましたほかにも川底には写真があるようで運動靴と靴下を脱いで川に入って拾いましたが三角木馬に座らされているのとか見てうわーケツ痛そーとかろうそくとかたらされていてこれは何かの罰なのかとかいろいろ思いましたがその小太りで鼻の穴が上向いている女の人の裸はとても面白かったので明日はほかの友達にも見せてやろうと思って川の近くの家のブロック塀に張りつけておけば明日には乾いているだろうとおもって次の日の放課後に友達を連れてそこに行くと剥がされた後だけが残っていましたがまあ今にして思えばそのブロック塀の家の人にとっては訳の分からない嫌がらせ以外の何者でもなかったのかと思いますがその頃の僕は勝手なことをするひどい人も居るもんだでもまああんなに面白い写真きっとほかの人も面白がって持って帰るに違いないもっとわかりにくいところにおいておけば良かったなんておもっていましたがやがで本屋で俺の空を立ち読みしていると店のおやじがそれは中学生になってから読むようにとか注意されたりとか僕がまだバスク地方で暮らしていた頃の思い出は遥か彼方の虹の向こうで堆く糞になって山盛りに乳首真っ黒で。

■[20000824]

アンディフグ

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走りました。先生、お見かけしましたが、急いでいたので黙って通りすぎました。

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不在。ダム湖。絶好調。しゃぶしゃぶ食べ放題。

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不在。ダム湖。そこそこでした。

■[20000828]

それでいいのですか。

■[20000829]

鮨美味し。

■[20000830]

語るも涙か。

■[20000831]

だるいあついだるいあつい。下車駅にて定期券を落としたのに気付いて乗車駅まで戻りました。


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