200011

■[20001101]

脹脛が矢鱈と張っている。

■[20001102]

膝関節が痛い。

■[20001103]

大丸心斎橋展にて院展。小倉遊亀様がお亡くなりになられていた事を会場にてはじめて知りました。片岡球子様、海老に鶴大変面白く。清水由朗様、知らぬ間に無鑑査で。あの黒く広がる口、大変重々しく。松下淳子様の子供とあの牛、とても素敵です。
そのまま南館で初音会展。赤い赤い、そして電線がまるで五線譜。
南船場にてマテ茶。
キリンプラザ大阪にて束芋展。大変素敵でした。テンションの持続の難しさの凄み。風呂。台所。横断歩道。閉じた空間の空気が少し悪い気がしましたが、それは作品とは余り関係のない話です。

■[20001104]

ざーざーざーざーざー。耳鳴りがしてダルイです。

■[20001105]

「店は国道沿いだし」
と呟きながら、女の子の服も脱がせ、2人とは荊の道で会うことになっていると鼻息が荒くなってくれました。見る見るうちに濡れてきたアスファルトの路面に大の字になって寝転がりながら、
「まってまって」
と大はしゃぎしながらやって来て僕達の行く手を阻みながら英国の世論を丁稚上げたことを何ら恥じ入る事無く立ち去る様子はない。仕方が無いので5千円渡しました。
「気持ちいい〜」。
僕の車に乗せたアフリカイボイノシシの名前は有希といい18歳だといわれたがどう見ても50歳前後にしか見えない。23の時に5歳上の嫁さんと結婚したんだけど、どうしても子供ができなくてそれがイヤで嫁さんが別れ話をして腹を下した。僕も糞尿まみれになって最高でした。彼女はまだ一回目の余韻と糞尿に浸っていたけど、後ろの方から
「スリだーっ、捕まえてくれー、その女、スリだーっ」
と右手に持った缶入りホットココアをグビグビ飲みつつ叫び、軽自動車(農林サンバー)に箱乗りして走ってくる彼女の名前は京子。要約すると、気違いは周囲を気にしません。
振り向くと赤い大きな蝶々の形をしたリボンを頭に付けた女の子もリボンを蝶の羽根のようにひらひらと燐粉撒き散らしながら2人走っていた。なんなんですか?僕は僕のことが一番わからない。
「もう…ここでするの」
というと女の子はすごく喜んだので、
「こっちに出てきた」
と半分硬くなった陰茎をズボンのポケットの穴の空いたところから引っ張り出しながら叫びながら走った。結婚生活は2年ほど続いたけど、最初は僕も下心はなく親切な気持ちで彼女の親の怒りがおさまるまで協力してあげようのはあれ以来ありません。というのも讃美歌を歌っているかのようなその部分を触るとすっかり濡れていて、まだそんなにでかくなく銀色の乳首も小さく舌先でやさしく刺激するとかすかに感じて七色に輝き始めたので目がチカチカしたので電話にベビーオイルを塗ってから奥深く迄、ぐいっと入れておいた。
で、あわてて部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって新しい部屋に入るなりフロントに電話して部屋を変えてもらって漸く気に入ったらしく大きく頷くと彼女は本当にゴクリと飲んでしまっていました。缶入りのホットココアを。このときはじっくりと陰嚢に熱い視線を浴びながら彼女が出した一言の提案のほうが、びっくりした。その提案というのはコンビニでホットココアを見ていたら突然目が合ってると夜中2時過ぎにコンビ二で電話を見たり見なかったりしながら僕はすごく興奮した振りをして僕は顔面パンチなしの条件付でOKした。5分3ラウンド。ロープエスケープなし。最初少し、僕は少し小柄なほうの子と軽くローキックで間合いを測りながら様子をみていたらいきなり陰茎を握られた。気持ちいい〜。のもつかの間、そのまま不自然な方向に捻り上げられたりしながら車に戻って来て、チラッと見ると見事な裸体が芋羊羹に乗り移ったみたいだよとすぐに我慢できずに中に出してしまいましたが手で一回いかせてあげた頃に、英国高等法院は22日、僕は同僚と新年会があり、政治的決着の間に生まれた結合性双生児とでも云うべき風呂場の分離手術を非難を浴びながら彼女が出した結論に医学界や宗教界も巻き込み、おととい仙台から来たポルトガル人宣教師とともに、ある意味自分さえ欺いているような男としてその悪行をオブラートに包むようにして誤魔化されてしまいましたのでしかたなくトボトボと家まで歩くことに。その道すがら殺害の選択をしてる子がいた。
宗教界の悪口ばかりで、あまり濡れなかったので、駅で分かれた。しかし手術をしたいという衝動に震えるメスをもつ右手を左手で必死におさえておさえているというのに、構わず挿入、郵便配達する人もビルの窓に構わず挿入、今特定の彼氏がいないキャミソール姿の少女も国道沿いの裁判の控訴審に構わず挿入、少しでも電話を行わなければ数カ月以内に2人とも死亡するだろうと診断されているというのに、構わず挿入、毒舌を犠牲にしてもう1人の睾丸摘出を迫るジレンマも、構わず挿入、宗教界を敵に回して内部に進入し激しく組織を動かしながらクリトリスを愛撫しているのに、構わず挿入、そして、風呂屋の湯の中に、構わず射精。何かいい感じ。
芸術家の孤独と主張していた低能ぶりに唖然としているのは万人の孤独である事に気付かないふりをしているその傲慢さ。
髪は茶色でキャミソールにミニスカートでサンダルとてもカワイイ子で何回も電話を迫るジレンマに、どーだ、脱いだらもっとスゴイんですか?何してるのと呼び止められた僕達の憧れのムレムレ女子校生。
この問題は医学界や宗教界も巻き込み、1人を2分する大きな論議になっていた、あれ以来彼女から連絡はない。これ誰に教わったの?嘘ばっかりですよ、騙されてるよ。

■別段[20001106]

段々と眠くなってきたしもう日付も変わったことだしいつまでも受付に座っている必要も無いのかもしれないけれどもまあ通夜というものはそういうものだし若し誰か遠くから駆け付けてくださった方がいらっしゃったときに受付に誰もいないと申し訳ないだろう、と叔母が云うので僕はこうして受付に座っているのだけれども思えば僕は子供の頃から全く叔母には頭が上がらないようなどうなのかあまりはっきりはおぼえていないけれども京都に嫁に行った叔母は僕が子供の頃には3代続かないとといわれはすれどももうすっかり京女だったので必要以上に周囲の人々の言葉の端々が気になる僕は叔母のその京女独特の言回しに子供の僕は更に更にびくびくとしていたが僕の母などは根っからの田舎者なので周囲の人々の言葉のその表わす事以上のことは何ら感じ取る事はなくむしろその言葉すら聞いていない時などがあって、叔母はそんな僕の母には随分苛々していたようであったが、僕がある程度大きくなると叔母の言わんとしている事をそれとはなく母に伝えたりするようになってきたので叔母は僕をまるで通訳のように感じていたのだろうかどうなのかそれで結構話をしたりするようにもなったし、一時期僕は京都に住んでいたので叔父さんの誕生日だとか麻雀のメンツが足らないとかで叔母さんの家に遊びに行ったりもしていたのでまあそれなりの親戚付き合いという事なのだろうか、ただ僕が東京で暮らしていた頃に父の放蕩だか投資の失敗だか何だか僕の知らない事情で実家が無くなってしまった折りに父は叔父や叔母にも随分と迷惑をかけたらしく親戚の間は非常にギクシャクしたものになっていた。まあそれでも叔母は色々思うところもあるのだろうけれども僕には割合い普通に話しかけてくれたりするのでまあいいのか悪いのか、祖父の通夜に際しても本来なら父が取り仕切るべきところを叔母が取り仕切ってくれて、まあそれで僕はこうして通夜の受付に座っているのだ。もう秋も深いのだけれども今年はまだ寒くはなくむしろどうにかすると暑いぐらいなので夜も過ごしやすい。

■法[20001107]

申し訳無く思う人の心は歪んでいていつもいつも晴ればかりではない事を思い知らされるのですが大抵の入門書というものは全く入門書であってそれ以上のものではなくその入門するべき対象の本質については何一つ述べられていないことが多いが全ての事象が言葉や論理で説明できると考えている馬鹿な人は矢張りいるのであって或いは全ての事象は言葉や論理で説明できるのだけれどもそれは非常に困難極まりない上にその事象について理解していないものに明らかな誤解を与える可能性も高く其れ故言葉では説明できるけれども説明されないという事が存在しているのは在る事であり貴方が万物の創造者でありえない限り万物について理解説明できるはずが無いのですがそれは例えば自分が作った何らかの創作物は自分の想像を越えて他者の理解により千変万化していくわけでその理解した他者にとっては其れが真実であって創造者である貴方の想像は真実ではなくただそれは創造者としてのその人の意見とは違うという主張もそれはそれで事実であるかもしれないけれどもその主張でさえ他者の目を通したものに他ならないのだから例えばこうして僕自身の指で叩いているキーボードがあるのだけれどもこのキーボードに対する僕の認識とまた別の人のこのキーボードに対する認識とが一致する事はありえないこのキーボードは今僕が叩いているキーボードであって、別の人にとってはその人が叩いていないキーボードなのであるから。万物は自己の認識にのみ依存していてそれは自己自身の認識にも当てはまり其れならば真実としての存在を何ら証明する事は不可能なので全てのものは無でありしかも有である。矛盾しているのではなく、証明することは不可能であるという事を言っているだけなのだけれども、この証明できないという事すら証明できないということは矢張り矛盾しているのだからどうしようもないのだけれどもだから全てはどうでもいいからとニヒリズムに陥ろうというわけではなくそれでも一体真実はどうなのかほらこうして考えたりキーボードを叩いたりしている自分は嫌でもここに存在していてこの存在ということを認識している自分は確かに実感としてここにあるのだからそうしてこの実感から導き出されるようにこういうことを同じように感じている他者も全て存在しているはずなのだから一切の無を肯定した上で一切の存在も肯定するのは全く矛盾ではなく存在という言葉の捕らえ方一つによって糞と花の香りすら馨しく愛しい人の掌の温もりも悪臭放つ浮浪者の掌のざらついた肌も全ては僕のこの認識の中そしてこの僕も僕以外の認識の中にあり輪廻しているわけなのか糞は花に花は河に流れ流れてまた糞になっていきますか。すっかり寒くなりました。お元気でしょうか如何お過ごしでしょうか。多分其れは存在の苦しみについてその存在の苦しみから逃れるための手段としての結論の出ない方便なのかも知れませんが他者を否定し善と悪とに存在を分かつ事では常に視点は自己から他者へ向けられているわけでそれは他者から自己へも向けられていることをも意味しているわけであるから善からみた他者が悪であるように悪自身は善で悪自身から見た善こそが悪であるという循環が続いているのでこの輪廻を断ち切る事によって苦しみから逃れる事が出来るような気もしますが万物が断ち切らない限り自己からの繋がりを切るばかりでは他者からの繋がりを遮断する事は出来ないのでそんなことはありえないから苦しみから逃れる事は出来ないようでだから逃れる事の出来ない現実を受け入れる事それは決して諦念という事ではなく事実を事実として受容する、その上で、ありえない高い天上の理想に向かい日々を過ごすことによる日々の平穏。確かに下らないかもしれないそんな日々は。でもそれを死が訪れるまで継続するのは非常なる困難を伴ったそれはそれでストイックでタイトでハードな日々でしょうか。冬は続きます。風邪などお召しになりませぬように。既にお召しの皆様には御無理なさらず是非是非御静養の程を。

■[20001108]

殺戮・虐殺を繰り返し一言叫び声をあげて笑顔で手を振る。

■[20001109]

千載一遇とばかりに苛立たしく洟啜り上げ齢幾許も無く如何様三昧。後はその歪んだ唇石刀で削ぎ落とすばかりにて。

■[20001110]

洋々たる大海原に尻を漬けて 屁をひる

■[20001111]

ブレアウィッチプロジェクト目が疲れる。

■[20001112]

黒い影が弱者の懇願と強者の恫喝が交錯し(中断)

■[20001113]

■[20001114]

腰が痛い。

■[20001115]

寒い

■[20001116]

日々是寒実

■[20001117]

遺憾ともしがたくいちいち心に触る。鱗はない。

■[20001118]

憚られるのは今更とは言いませんが。

■[20001119]

なんとか無事に。突き指しましたが。椅子の意味は僕などには理解できませんでした。

■[20001120]

左向きの期待できない眼鏡。生臭坊主の露払いに良い様に弄ばれて捨てられる。ちょんまげはどうでも良いしならば神聖なる場でその悪態は何の懲罰も受けないというのか。或いは狂人に刃物。

■加藤[20001121]

完全なる背信、自己の信念の揺らぎにすら気付かず気付いたときには既に遅く何故か、兎にも角にも僕なんかは歯牙にもかけれてやいやしない。

■[20001122]

忌々しい青空が頭上に澄み渡り広がり広がり僕の心を踏み躙り蝕み苛みそして。
東京の空は筆洗をぶちまけたかの様に薄汚く濁り、大阪の空は名も知れぬ屍を積上げて焼いた煙と悪臭が充満していて、どちらも行く先が良く見えない。
夜、仕事が終わってから神戸に行って焼肉を食べようと、梅田から路上の犬の糞のような色をした阪急電車に乗ってその車内の悪臭に絶えながらむかついていたので神戸についたときはすっかり食欲をなくしてしまっていたので三宮に行ってぶらぶらと行き交う人の流れを電柱に凭れて止めていた煙草の煙が僕の目の前で緩やかにくゆり、消えて行く。
不当に人権を所有している人々の様に何の躊躇いもなく人を殺す事が出来ない僕は薄ら笑いを浮かべながら時々思い出した様に相手に気付かれないように皮肉をぼそりと呟いたりしてもそんな自分自身のどろどろとした心模様に気付いてああ僕は狂っているのだろうか僕はどうしてこんなに馬鹿で人の心を鑑みる事が出来ないのかそれにこの淫猥な口元から溢れ出る言葉は呪詛ばかりで祝福を述べる事も出来ない寿ぐことすら出来ない僕のすっとこどっこい。
合うに合えないそんな気持ちで一杯の人を呼び出しマスクをかけて発射された凶弾と後に残った11の薬莢。残りは?

■[20001123]

弾丸は残り、くくり去るので様々な憎悪渦巻き薬物反応はあらわれるのかそれとも術数激しく影にてほくそえむものあるのかどうか。

■[20001124]

いかばかりかひとたびとりのすにもどるゆうひをせにむれとぶとりのこころうちを

■[20001125]

昼過ぎから路面電車に乗って、日差しは暖かく結構な陽気だけれども日が沈めば風は冷たいのだからと思うので少し大仰な感じの防寒体制にて寺地町で降りて少し歩いてかん袋へ繁盛していますね。練乳か牛乳の入ったような氷をかけてあるのを注文して頂く。今日はじめて腹にものを入れました。大変おいしいのでこれはしょっちゅう頂きたくなるものだと思いました。利休井戸そして与謝野晶子生家跡を道を尋ねつつ開口神社、それから菅原神社には犬が多くて。行く道すがら見学できない大きな事務所なんか御座いましたが。開口神社そばの紅茶専門店なんかよさそうでしたが取敢えずはまた次回ということを思いました。ザビエル公園では紐からはなれた散歩する犬がおおはしゃぎで走りまわり躊躇しながらも僕に飛びついてきましたのでもっとあそぼうと僕はおもったのに興奮した犬はすぐに何処かへ走り去って行きました。ザビエル公園にザビエル像があってもよいかとおもいましたが見つける事が出来ませんでしたので無いのでは?更に北へ進み刃物会館へ。鉄砲やそれから一体誰が何の為に使うのか良くわからない程巨大な出刃包丁や、カッコイイデザインの鋏やらナイフやら自転車会館はお休みでした。商店街の食堂で定食を食べて再び路面電車に乗って帰りました。すっかり日も暮れて肌寒くなりましたが防寒体制はとてもすばらしく。

■[20001126]

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■[20001130]

藤原(旧姓勝田)清孝享年52歳


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